ポケモンSV S14シングル レート2000達成キョジカイリュー

【S14シングル レート2008、最終439位】

 

 

シーズン14お疲れ様でした。「くさねこ」と申します。久々にレート2000を取れましたので構築記事として簡単にまとめました。何かの参考になれば幸いです。

 

使用構築レンタル

構築の経緯

あらゆる状態異常を拒否できる最強ポケモンのキョジオーンを使えるようになれば今後の戦いの引き出しが増えると考え軸にすることを決意。過去に結果を出されているキョジオーン構築の中でも水ウーラオス+キョジオーン+カイリューの並びが自分に合いそうと感じて軸とした。

キョジオーンは環境トップのあらゆるハバタクカミに対応できるHDベース、カイリューはウーラオスに勝てるゴツメ電磁波エアスラ型、水ウーラオスは最大パワーを出せる拘り鉢巻き型とした。

カイリューがサーフゴーに何もできないため圧をかけつつパワーで相手を破壊するメガネイーユイ、対面最強の襷パオジアン、対応力が広いハバタクカミを入れて構築完成とした。

 

コンセプト

キョジオーンをできるだけ出す

個体紹介

ウーラオス(れんげき)

 

特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:みず
実数値:176(4)-182(252)-120-74-80-163(252+)
技:すいりゅうれんだ / インファイト / アクアジェット / とんぼがえり

 

最速ASぶっぱ。水テラス水流連打のパワーがすさまじく、困ったらそれでごり押していた。パワーが高くてとにかく強い。

カイリュー

特性:マルチスケイル
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:197(244)-138-158(228+)-121(4)-121(4)-104(28)
技:エアスラッシュ / でんじは / アンコール / はねやすめ

 

麻痺を入れた時に最速テツノツツミ抜き、残りB方面に固く。アンコールが相手の絡め手阻止に偉すぎ、電磁波で相手の素早さを奪ってラオスとイーユイを通すのが強かったり、キョジオーンが辛い地面技の一貫を切る最高のポケモン。テラスライプはスケイルショットの一貫を切ったり、悪ラオスに強くなるフェアリー。

 

パオジアン

特性:わざわいのつるぎ
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:156(4)-172(252)-100-99-85-205(252+)
技:つららおとし / ふいうち / せいなるつるぎ / ぜったいれいど

ミラーも意識して最速。つららと高火力先制技のふいうち、ミラーやブリジュラス、鋼テラスラティ兄妹に有効な聖なる剣までは確定。シーズン最初から電気テラバと零度で永遠に迷っていたが、テラスタル権を他のポケモンに取っておきたい場面が多々あったのと、襷で対面性能を保ちながら低火力高耐久ポケモン達をまとめて葬れる零度にした。テラスタルカイリューしんそくを透かすためゴースト。

 

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:ずぶとい
持ち物:ブーストエナジー
テラス:みず
実数値:161(244)-67-115(236+)-156(4)-156(4)-158(20)
技:ムーンフォース / マジカルフレイム / でんじは / いたみわけ

諸説枠。後述のイーユイが草テラバで拘った後に出てくるカイリューやツキなどを止めて切り返すためにHB。ミラー意識で少し素早さ。ガチグマが重いので抗えるように、またラティハッサム系統が重いためマジカルフレイムをいたみわけと合わせて採用。しかしゴースト技がないため炎オーガポンに麻痺をいれるだけしかできない。

 

キョジオーン

特性:きよめのしお
性格:なまいき
持ち物:たべのこし
テラス:どく
実数値:207(252)-120-151(4)-58-156(252+)-36(最遅)
技:しおづけ / まもる / じこさいせい / のろい

最強ポケモン。基本はキョジオーンにテラスタルを使った。HDに振っているのであらゆるハバタクカミをあと投げから返り討ちにでき(テラスメガネムンフォは無理)、中途半端な物理や特殊ポケモンを詰ませることができる。ハバタクカミをいなしつつ、相手が引っ込めてくるタイミングで裏に塩漬けを入れて相手を疲弊させることを心掛けた。身代わりで対策してくるカミは多かったが、呪いを一積みすれば壊せるので弱点テラバを撃ってくる型でなければ負けることはなかった。コータスモロバレルなど脱出パック対面操作をしてくるポケモンの下から交代先に塩漬けを撃てるように最遅。

 

イーユイ

特性:わざわいのたま
性格:ひかえめ
持ち物:こだわりメガネ
テラス:くさ
実数値:162(4)-90-100-171(252+)-140-152(252)
技:ふんえん / あくのはどう / オーバーヒート / テラバースト

諸説枠。調整意図なし。

サーフゴーを牽制するための採用。アシレーヌが重く、またラグラージに好き放題されてしまうため奇襲するために草テラバーストを採用したが、型によってはワンパンできずテラスタル権を使うほどのうまみを感じなかったりした。

選出

・水ウーラオスorパオジアンorイーユイ+キョジオーン+カイリュー

アタッカーは相手に刺さっているポケモンから選択。対スタンパや受けループもほとんどこれ

 

・イーユイ+ハバタクカミ+パオジアンorウーラオス

ラグ+ツキみたいな構築は考慮。

 

・カミ+@2

ラティハッサム系統がいる時

 

その他雰囲気で

 

重いポケモン

ランドロス

アシレーヌ

上記含めたサイクルがどうしても重くて専用対策枠や技を仕込もうかとずっと考えていたが、2000までは何とかごまかせました。

 

・テツノツツミ

パオの聖剣で倒したり、イーユイのテラスを合わせるか、後出しに塩漬けを合わせないと本当に無理です。

 

最後に

ここまで閲覧いただきありがとうございました。X(旧Twitter):@kusaneko2549941もやっていますので、そこでも仲良くしていただけたら幸いです。




【SVシングルS9】未完成ミミイダイトウ

【最高レート2039、最終207位(レート2018)・373位(レート2002)】

 

初めまして、「くさねこ」と申します。

S9お疲れさまでした。目標としていた最終2桁 and/or レート2100には届きませんでしたが、今シーズンもレート2000を達成できましたので記念に構築記事を記載しました。少しでも何かの参考になれば幸いです。下記順位、構築経緯画像となります。

 

 

①の構築 最初のレート2000

 

②の構築 サブロム2回目のレート2000

 

③の構築 最終形

 

今期もシーズン終盤にしか集中して潜れなさそうだったため、新しい構築を使うのは難しいと判断し、S8でも使用し練度も高まっているミミッキュ+イダイトウ構築(初手テラスタルを使ってでも通的有利を取り、ミミッキュトリックルームを展開して超火力ポケモンのイダイトウでしめる)を軸として継続することとした。

感覚を鈍らせないようにシーズン中盤までは前期の調整のみ少しいじった同じ構築(下記画像参照)を使用し3桁ボーダーを維持する程度に潜っており問題なく勝てていた。

 

S8で使用していた構築

 

しかし、シーズン中盤以降に急に勝てない時期が到来した。理由としては下記の通り。

 

・電磁波カイリューやサーフゴーなど状態異常撒きの増加とそれによる下振れで初手要員のカイリューヒードランが機能しなくなった(下振れといっても、不快ではあるが上から羽休めや自己再生を連打されたらいつかはこちらが痺れてしまうのは必然)

・前期結果を残されたアタッカー+低速クッション系構築の増加(特にランドロスにはカイリューを出しづらく、鉢巻き地震をされているだけで試合が終わってしまう。トリックルームを展開しにくいし、ミミッキュの皮が剥がれてしまう等サイクルに付き合えるほどこちらの構築は余力がない)

・前期よりも相手がトリル→イダイトウのかわし方を認識しているような印象で、トリル→呪いで退場→3ターンイダイトウで殴り続けるのがこちらとしては最高のパターンだが、アンコールだったり、羽休め連打でターンを枯らされそうになり、カイリューに呪いを入れさせてもらえずに引かれたり、ノマテラと非テラス択がキツくみんなそれを仕掛けてくるなどひたすら立ち回りで妨害されるようになった

・パオジアン、悪ウーラオスミミッキュ等を最後の切り返しとして残される

 

上記に対応するため、カイリューに身代わりを搭載して状態異常に不利を取らない型に、ランドロスに対して強く出れ、その裏に控えているクッションもまとめて葬れる零度礫搭載パオジアン、砂地獄ディンルーよりも汎用性が高くて選出しやすくトリルミミッキュとのシナジーもある破壊枠のガチグマにメンバーを変更。

相棒枠のマスカーニャハッサム系統を葬る炎テラス、コノヨザル展開に強く出れるゴーストテラスを交互に使っていたが、なかなか出せずにおりレート2000に到達したところを区切りとして泣く泣く勇退いただいた。特殊ポケモンが一匹もいなかったため、その枠にペリッパーを入れることで雨とトリルの両方を相手に意識させることで少しでもこちらのやりたいことができないかという願望で投入(そして雨下で殴っているだけでもまあまあ強い)、サブはこれで2000まで上げた。しかし、自分目線ではペリッパーは構築としてのシナジーは微妙で単体性能としては数値が足りない感が否めず、ハバタクカミを最終日の6時過ぎに搭載し最高レートを更新した。

 

コンセプト

・初手対面枠+ミミッキュ+イダイトウで詰める

・上記で対応困難な場合は柔軟に立ち回る

個体紹介

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:きあいのタスキ
テラス:みず
実数値:131(4)-67-75-187(252)-155-205(252+)
技:ムーンフォース / シャドーボール / マジカルフレイム / テラバースト

 

最終日の朝6時に突如振ってきたポケモン(もっと早く素直に使っていればという話はある)。マジカルフレイムでハッサムにも強く、水テラスでヒードランや水ウーラオスにも突っ張れる。

 

※マスカーニャはASぶっぱ、炎テラスかゴーストテラスで使っていた。ペリッパーは最速CS。舐めてくる相手を飛ばせたりしたこともあった。

 

ガチグマ

特性:こんじょう
性格:いじっぱり
持ち物:かえんだま
テラス:ノーマル
実数値:223(140)-193(252+)-133(60)-58-107(52)-71(4)
技:からげんき / じしん / かみくだく / つるぎのまい

 

調整は下記リンク、もがみつさんの記事より拝借。A特化、できるだけ防御および特防に厚くなるように。

mogamitu.hatenablog.com

砂地獄ディンルーよりも選出しやすく汎用性の高い崩し枠。受け攻め系構築の受けの状態異常技や電気技に対して着地させて火炎玉を発動させて目の前のポケモンもしくは交代で出て来るポケモンを吹き飛ばすだけ。ただし、からげんきおよび地震は共に無効タイプ受けをされるため、毎回気合いで択を合わせる。サーフゴーなどの受け出しや、受けループにいるガチグマ受けのゴーストテラスカイリューにも刺さるかみ砕くを搭載した。

カイリュー

特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:ラムのみ
テラス:ひこう
実数値:167(4)-204(252+)-115-108-120-132(252)
技:テラバースト / じしん / アクアジェット / みがわり

 

初手において荒らす要因。

電磁波を撃ってくるポケモンは純粋なこだわりアタッカーもおり技を撃ってくるまでは型が判別できないが、撃たれた時には既に遅し…といったことを解消できる。例えばカイリュー同士の対面の場合、アタッカーとは普通に撃ち合えば良く、相手が電磁波を撒いてくるような型の場合、相手は電磁波→ラムで治癒→もう一度電磁波→羽休め連打の動きしかしてこないので、2回目の電磁波に身代わりを合わせることでそのまま押し切ることができる。HB特化の場合はそれでも羽連打で回復が追い付いてしまうが、羽休めのPPを枯らすことは容易であり向こう側からこちらは倒せないため一方的に展開を取られることはない。

受けにくるあくび持ち物理受けにも誤魔化すことができた。

また神速ではなくアクアジェットにすることで相手の初手電磁波ハバタクカミや鬼火ドラパルトをマルチスケイルを残した状態で突破できるため爆アドを取ることができる。

たまに見え見え神速タイミングで神速ケアのゴーストテラスHP赤のポケモンに対してアクアジェットが入ったが、その時は最高に楽しかった。

 

ミミッキュ

特性:ばけのかわ
性格:ゆうかん
持ち物:おんみつマント
テラス:フェアリー
実数値:159(228)-124(236+)-116(44)-70-125-104
技:じゃれつく / かげうち / トリックルーム / のろい

 

このポケモンの使い方で勝敗が決まるといっても過言ではない。相手によってはトリックルームを使うことが最良とは言えないことが多く、その際は一般的な対面枠としても動かす必要があった。前回私が使ったミミッキュはHB特化にしており確実にトリックルームは張れるがそれ以外の反撃性能がなさすぎたため、下記リンク、ゴンさんの記事の調整をお借りした。

xgongon.hatenablog.com

この調整のおかげで火力アップアイテムをもっていないパオジアンのつらら落としやイーユイの悪の波動等を皮を失ってからもう一度耐えてくれる。皮が残っていれば水ラオスの水流連打も耐えられる。

後述するが、本構築のパオジアンは襷を持っておらず行動保証がないためやむを得ずミミッキュをパオジアンやイーユイにあと投げすることがあるが、次の攻撃で怯んで負けるのはしょうもないため隠密マントを持たせることとした。トリックルームを展開するか、これらのポケモンを倒しにいく、もしくは裏の圏内に入れにいくのかの見極めが非常に難しかった。

ラスタルはほとんど切らないが、対面枠としての火力底上げのためフェアリーとした。

パオジアン

特性:わざわいのつるぎ
性格:いじっぱり
持ち物:とけないこおり
テラス:でんき
実数値:156(4)-171(252+)-114(108)-99-85-173(140)
技:つららおとし / テラバースト / ぜったいれいど / こおりのつぶて

 

A特化、威嚇込みで大半のランドロスが礫で落ちるように

最速105族・準速オオニューラ抜き

残りB方面に固くなるように(水ラオス水テラス水流までは耐える)

 

悪魔の型パオジアン。元々ランドロスに好き勝手をされていたため重く見て採用。特性の発動順でスカーフかどうかを判別する。スカーフの場合は蜻蛉帰りで展開されるため、できればその前に落としてしまいたいため氷の礫は確定。ランドロス側がどこまでBに振っているか次第であるが、甘めに振っている型が多いように感じていたため、耐久を落とさないかつ技の撃ち変えが可能なとけないこおりを採用とし攻撃は特化とした。ほとんどのスカーフランドロスはこれで落とせた。

ランドロスの裏には何らかのクッションが存在し、これらを破壊するために絶対零度を採用した。

純粋なタイプ一致技かつ怯みの上振れも期待してつらら落としは確定。

カイリューと選択で初手投げることが多く、ランドロスではなく水ウーラオスと遭遇した時には引くことができない(ミミッキュは必ず皮残しで対面させなくてはいけない)ので抗える電気テラスのテラバーストも採用、これは耐性については他のタイプの方が優秀な可能性もあるが、純粋に氷と電気の攻撃範囲が広く、この型を考えていた時に爆増していた電磁波サーフゴーにも強くなる点からまさかの悪技や聖剣を切った型が誕生した。

パオジアンやスカーフイーユイに対しては一旦ミミッキュに引いてから立て直していた。

自分目線で零度を撃たなければ負けるもしくは試行回数が稼げてメリットがデメリットを上回ると判断したときは容赦なく押した。何度か勝率0%を30%(20%)にしたが、全体的に当てた数は確率通りだった。実際零度パオを使ってみて脳が侵されるのを感じたので、一撃技に頼らず相手を崩していける構築力・プレイング力を磨いていきたい。

 

イダイトウ(オス)

特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり
持ち物:ナモのみ
テラス:みず
実数値:205(76)-180(252+)-104(148)-90-99(28)-98
技:ウェーブタックル / おはかまいり / アクアジェット / みがわり

 

調整についてはみずもさんの7月デカヌチャンカップ優勝記事の調整を拝借

これでだいぶ固くなり、陽気パオのふいうち耐え、ツツミやカミのフリドラやシャドーボールも耐えるので、最悪上から殴られても返り討ちにできる可能性がある。

技は水最大火力のウェーブタックル、先制技のアクアジェット、最大威力150の超火力お墓参り(非接触技なのが本当にえらい)で完結。身代わりは不意打ち択の回避やヘイラッシャを逆に起点にするためには必須と考える。威力150適応力おはかまいりであればドヒドイデやヘイラッシャを押し込め、パオジアンにも反動ダメージを気にせず確定2発を取れる。

持ち物はしんぴのしずく、風船などいろいろ試したが、パオジアンでランドロスに対処できるようになったため、最終的にはHPが削れたりトリルターンが枯れてしまった際の勝ちを拾える可能性のあるナモの実を採用とした。実際何試合もそれで拾った。

テラスタイプは耐性面でゴーストタイプを消せてかつ水技の威力を増せる水としたが、悪を半減する悪やフェアリーテラス、ゴーストを半減・無効にする悪・ノーマルテラスを最後まで迷い続けていた。

パオジアンはテラスタルしないこともあるのでイダイトウがテラスタルを残して使いたいケースは多々あった。

理想はラスト一匹イダイトウで残りトリル3ターン状態の着地をさせることだが、今期はそれができないことも多く、初手で撃ち合った後の2手目に投げてウェーブタックル(威力100お墓参り)で負荷をかけにいってから引くといった変則的な動きもすることも多かった。

選出・立ち回り 

カイリュー+ミミッキュ+イダイトウ

まずはこれができないかを考える。ディンルー・カイリュー・サーフゴー・パオジアン・ハバタクカミ・ウーラオスの並びには3秒で決めてた。初手パオジアンと遭遇してしまうことは当然多く、初手つらら落とし怯みはかなり負け寄りだが一撃技一発被弾よりも確率が低いと割り切っていた。

 

・パオジアン+ミミッキュ+イダイトウorガチグマorハバタクカミ

ランドロスの初手が予想される時はこれ。あとは通るポケモン。水ラオスと対面した時は引けないので電気テラバースト、パオジアンが出し負けた時(パオジアン、イーユイ等)はミミッキュに引いてから臨機応変に立ち回る(うまく言語化できなくて申し訳ありません)

 

・パオジアンorミミッキュ+イダイトウ+ガチグマ

対受けループ。ガチグマで順当に破壊しにいっても良いし、クレベースがいなければパオジアンの零度連打で良い() どっちでも勝率は高かった。イダイトウは最後に残してお墓参り用。

 

その他高速アタッカー低速クッション系については相手によって柔軟に。ドヒドディンルーにはガチグマをあと投げすれば破壊できるので同居するテツノツツミ等に抗えるように選出。チオンジェン入りには基本イダイトウは出さないが、カイリューやパオジアンでテラスタルを強要することができると自信がある時は出していた。

重いポケモン・改善点

・最後に残されるミミッキュ、悪タイプのアタッカー(パオジアン、悪ウーラオス、ドドゲザンなど)

ナモの実を持たせていても最後のイダイトウ対面はキツい。ナモ込みでもHPが足りなければ気合いで択に勝つしかない。

 

・テツノカイナ、セグレイブ

初手枠がテラスタル込みでも撃ち負ける可能性が高く有利が取れない。本当にキツい。つらら怯みや零度で運勝ちするしかない。

 

・チオンジェン

相手の構築によって無理やりテラスタルを切らせてイダイトウで詰めるか、チオンジェンの相方をガチグマで起点にして一緒に破壊するか、カイリューへの地震読みの受け出しに飛行テラバを合わせるなどだが、とにかくキツい。

 

・コノヨザル

カイリューは命懸けで飛ばされるし、パオジアンも運ゲー以外で勝てないので引かざるを得ず。ミミッキュのじゃれ+かげで倒させてくれればまだゲームは続くが、フェアリー半減テラスを切られるとゲームエンド寄り。

 

・水ロトム

鬼火かボルチェンをガチグマでカットすればハイドロポンプは耐えるので一々交換もしくは裏を貫けるが、それができなければかなり厳しい。(ハバタクカミ投入後は多少緩和された)

 

最初にステロが撒ければ襷悪アタッカーへの択回数を減らすことができかなり勝率も上がると思われ、氷耐性テラスの隠密マントガブリアスを検討していたが、つららを割り切ったカイリューが強すぎ、ミミッキュからも隠密マントを取れなかったので没になった。キラフロルで攻撃しながら毒びしを撒くのも一つかもしれない。行動に移す時間がなかったが、ハバタクカミも熟考して入れた訳ではなく最終日朝の謎のテンションで投入して使い方を煮詰められていなかったので、構築としてはまだまだ改良の余地がありそうである。

 

あと語り

最終2桁には届かなかったものの、まだまだ自分の実力が足りないことはわかっているので、まずは2000から潜って最終日を戦い抜くことができたことは良かった。大きくは溶かさず、今回初めて2ROMで最終2000に残れたことも成長と感じる。

一方で、相棒枠のマスカーニャ勇退してもらったことはすごく心苦しくつらかった。ひとえに自分の実力不足で活躍させてあげられなかったと思うので、今後は今まであまり使ってこなかった構築も使って実力をつけていき、最終的に相棒と上を目指せるように頑張りたい。

前回構築記事で8月9月はやらないと言っていたのにモチベ高すぎて8月もなんとかしてしまうくらいには脳がランクマに支配されているが、さすがにリアルがヤバすぎるので9月はお休みします。10月以降は今よりもポケモンに取り組む時間が多く取れそうなので、最終2桁着地、レート2100を目指してコツコツと取り組んでいきたいと思います。

 

おまけ

TNバアルゼブルの由来は原神の雷伝将軍です。フォンテーヌ解禁後もワープあけだけして空き時間をポケモンに全て費やしていたため、これからストーリーをゆっくり楽しみたいと思います。

 

何か質問、ご意見、ご指摘などあればX(旧Twitter)のkusaneko2549941までお願いします!

 

S8 最終449位、最高・最終レート2001 

初手対面+ミミイダイトウ(withマスカーニャ)

 

初めまして、「くさねこ」と申します。S8でレート2000を達成しました。今まで苦戦していた新ルール最初のシーズンで2000に乗せられたので、少しは成長しているようでホッとしています。記念に構築記事を書いてみましたので、良ければ目を通していただけると幸いです。

 



 

■構築経緯■

いつものように相棒枠としてマスカーニャを思考停止採用。

特に今シーズンは多忙で1戦1戦にあまり時間はかけられない背景から、対面的な構築にしたいと思い、襷を持った対面性能を活かした型が良いと考え軸に合わせて技を検討方針とした。

あまり考えずにサクサクと試合を進めたかったため、超火力を押し付けて相手を一発で吹き飛ばせるガチグマ、ガチグマの遅いSをカバーするのと、マスカーニャが起点にされがちな環境に多い竜舞カイリュートリックルームで切り返せるミミッキュと合わせて採用し軸とした。ここまで来れば、剣盾時代の初手ダイマ+ミミノラゴンのような感覚で初手に出して荒らす枠として対面性能の高いカイリュー、命がけが決まれば2vs2から開始できて時間短縮になるスカーフコノヨザル等を添えて、

 

「初手対面枠+ミミッキュ+ガチグマ」

 

を基本選出として潜り始めた。ガチグマは最遅で採用していたが、ミミッキュでトリル展開ができなかったり、常に地面技やノーマル技を透かされるリスクや、トリルを枯らされた時にガチグマでの全抜きは難しいこと、火炎玉発動前の1ターン目火力が控えめなこと、非トリル下でヘイラッシャ、ディンルー、モロバレル等の後手を取ってしまうため、相手が高速アタッカー+低速クッションのような選出をしてきた場合にトリルをしてもしなくてもどうにもならないことが多発し上記を断念した。

そこで、同様にトリルエースとして採用でき、ガチグマと比べて1ターン目から火力を出せて先制技が使えるという大きい利点があり、何度かボコボコにされて強さを身に沁みてわからされた適応力イダイトウ♂(以下、この記事ではイダイトウと表記)を新たな軸として採用し、

 

「初手対面枠+ミミッキュ+イダイトウ」

 

を基本とした。

適応力の仕様や技範囲からもイダイトウのテラスタルは必須ではなく、初手からテラスタルを積極的に使っても良い対面駒としてカイリュー枠の飛行テラバカイリュー、パオジアンに強めでテラスタルによる耐性変更で打ち合い性能の高いヒードランを採用、最後に適当にスカーフパオジアンを採用して潜り始めたが、初手要員としてマスカーニャカイリューヒードランでほぼ対応できることや、受け系構築を崩せるポケモンが欲しい考え、パオジアンを抜いて前期も採用した崩し特化ディンルーを採用し構築が完成した。

 

 

■コンセプト■

 

・1戦1戦にできるだけ時間をかけない

・テラスタル込みで良いので初手で一匹以上倒し、ミミッキュ+イダイトウで詰める。

 

 

■個別解説■

マスカーニャ

 

特性:しんりょく
性格:いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:151-178(252+)-93(20)-90-90-173(236)
技:トリックフラワー / はたきおとす / ふいうち / テラバースト

 

 

相棒枠

調整は前期と同じだが、特に不都合なかったのでテラスタイプだけかえてそのまま。

調整意図は大体のパオジアンやハバタクカミを深緑トリックフラワーで確1、相手のマスカーニャをトリックフラワー+深緑トリックフラワーで大体落とす、キノガッサにマッパ受けた後の深緑トリックフラワーでガッサを確2圏内。Sラインは最速パーモット抜き。

※下記リンク記事より引用しています

hassamuchuu.hatenablog.com

 

技は深緑含めたトリックフラワーと叩き落とす、不意打ちで完結している。ラストひと枠は自由枠だが、環境に多いカイリューの神速を透かしてわんちゃんを作ったり、相手のキノガッサやコノヨザルと対面してもなんとかなるよう最後の枠にゴーストテラバーストを採用したが、ほとんどテラスタルは使わないので2試合くらいしかこの局面は訪れなかった。

水ウーラオスには強いが取り巻きに弱かったりするので出しどころは難しかったが、出した試合は活躍してくれた。前期と比べて選出率がやや低くなってしまったことは残念なところであったが、後述の通り選出誘導として成り立っているし、相棒が瀕死になる頻度が減ったことは良かったかもしれない。

実は終盤やや増加していたイダイトウのメインウェポンを半減で受けられ、不意打ち択をしかけられる所が偉い。

 

 

 

カイリュー

特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
持ち物:ラムのみ
テラス:ひこう
実数値:167(4)-204(252+)-115-108-120-132(252)
技:しんそく / じしん / テラバースト / アンコール

 

カイリュー枠採用。いわずもがな、壊れ特性マルチスケイルとテラスタルとの相性の良さ、補助技豊富と何をやらせても強いカイリューがレギュDでも弱いわけなかった。

今回は初手置きにしてテラスタルを積極的に使って1体以上持っていくことを目標としていたため、単純に配分は攻撃特化と準速。

通りの良いタイプ一致の飛行テラバースト、テラバーストを半減してくる鋼に通る地震、優先度+2強力先制技のしんそくは確定、汎用性が高く相手の補助技を縛って展開を阻害するアンコールを採用とした。構築にマスカーニャやディンルーを採用しているため、キノガッサ入りの構築は大体初手にキノガッサを投げてくるので、それをカモるためにラムのみとした。相手がカイリューと撃ち合わずカバルドンに引いてくる時もテラバで押していけば良いことが多く、その他不意の状態異常対策として数えきれないくらい役立ったので正解だった。状況によって相手を削って退場、もしくは何かをアンコールで縛って退場するか、残してミミッキュに引く選択肢があって臨機応変に対応した。

 

 

ヒードラン

特性:ほのおのからだ
性格:ひかえめ
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:185(148)-99-127(4)-200(252+)-127(4)-110(100)
技:かえんほうしゃ / だいちのちから / テラバースト / ヘビーボンバー

 

パオジアンにつらら落とし怯みを拒否して対面打ち勝てるポケモンとして採用。前期も参考にさせていただいたしざよさんの動画(下記リンクあり)にちょうど上記型が紹介されており、ビビっと来てそのまま努力値配分を拝借した。

 

遅いカイリューやサーフゴー抜き

余りHP 当倍の鉢巻き水流連打などを耐えたりする(※下記動画より転載しました。サムネがイダイトウだったが、ヒードランに目を奪われた)

youtu.be

 

基本カイリューとの選択で初手に置き、テラスタルを積極的に使ってできれば1体以上持っていく。初手置きするので炎技が飛んでくるわけもなく、接触による上振れ要素を期待して炎の体採用。

パオジアンが突っ込んでくる場合、基本的にはつらら落としを押さず、聖なる剣などから入ってきてウーラオスは格闘技や水流連打で入ってくることが多いのでフェアリーテラスで半減(当倍でダメージを軽減)してゴツメを触らせて襷を潰して返しの技で逃がさずワンパンするのが理想。引いてくる方も多かったので、火炎放射かテラバーストを引かれた時のことを考えて通る確率の高い方を選んでいた。突っ込んでくるパオジアンを確実に屠りたいため、命中率が低いマグマストームは今回不採用。

ヘビーボンバーは水テラスをしないハバタクカミをワンパンするために採用、大地の力はミラー意識で採用した。

 

ミミッキュ

特性:ばけのかわ
性格:わんぱく
持ち物:のろいのおふだ
テラス:ゴースト
実数値:162(252)-111(4)-145(252+)-63-125-116
技:かげうち / じゃれつく / トリックルーム / のろい

 

トリックルームからの切り返し要員。基本的な動きは呪いを押して退場。水ウーラオスに貫かれてトリックルームを張れないことがないように、皮が剝がれていても特化水テラス水流連打くらいまでなら良い乱数で耐える火力アップアイテムを持っていないパオジアンなら皮ダメ→つらら→礫までは耐えられるので、1回怯んでもトリルから呪いを入れられる。じゃれつくを当てて呪いができればパオジアンも倒せる。たまに初手がかみ合わずやむなく皮を盾に受け出す時があったのでこの調整はまあまあ活きた。

命の珠は珠ダメで耐久が削れてやりたいことができなくなることを懸念し、少しでもかげうちのリーチを伸ばすために雑に呪いのお札を持たせた。しかし、当然ながらそもそも火力に振ってないのでかげうちで落としてほしいところで落ちないケースが多々あったので調整は要検討。いつもの珠ミミッキュ感覚で攻撃技を撃つたびに「弱っ!!」とつぶやいていた。

同系統のミミッキュを使っていた方は多いと思うので、もっと良い調整を皆さんの構築記事を読んで勉強させていただきます。

ラスタルはまず使わないが、適当にかげうちのリーチを伸ばすゴーストテラス。

 

イダイトウ

特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり
持ち物:しんぴのしずく
テラス:みず
実数値:227(252)-180(252+)-86(4)-90-95-98
技:ウェーブタックル / おはかまいり / アクアジェット / みがわり

 

最大火力の攻撃特化、防御面は火力アップアイテムを持ってないハバタクカミのシャドーボール耐え(臆病なら確定耐え、控えめなら低乱数引かなければ耐え)、その他細かい調整が苦手かつ面倒くさかったのでHPに全振りした。イダイトウミラー時にトリル下で上を取られたくなかったのでSには余りを振らなかったが良かったかはわからない。S種族値78と抜ける範囲も多かったので下降補正をかけなかった。

 

本構築のエースであり、水とゴーストの範囲が広く等倍であれば大抵のポケモンを押しきれてしまう。ヘイラッシャや終盤環境にやや増えた?ドヒドイデも威力150+適応力お墓参りであれば押し切れてしまう。先制技もあり、意外と耐久もあり一発耐えたりもするので最悪トリルが切れてしまっても早いポケモンと撃ち合える。S種族値も78とまあまあなので逆に遅めのポケモン相手にはトリルを押さないで普通に上から殴る選択肢もある。

水技最大火力のウェーブタックル、先制技のアクアジェット、最大火力150のタイプ一致お墓参り(実は非接触技なのでゴツメやトーチカに触れない)まで確定。最後のひと枠はモロバレルのキノコの胞子やヘイラッシャのあくびをカットできて、さらに不意打ち択のワンチャンを作るために身代わりを採用。場合によってはこれらの低速ポケモンを起点にして身代わりを残して突破して後続も倒すといった動きが最善なこともある。試合展開や相手の構築によってはトリックルームをあえて使わない方が強いこともあるので、思考停止での立ち回りは禁物である。

適応力の仕様からあまりイダイトウにテラスタルを使う必要もないが、最後までテラスタルを使わなかった時に不意打ちを等倍にでき、アクアジェットを含めた水技の火力底上げという意味でテラスタイプは水とした。

 

 

ディンルー

特性:わざわいのうつわ
性格:ようき
持ち物:たべのこし
テラス:どく
実数値:257(212)-130-151(44)-67-100-106(252+)
技:すなじごく / カタストロフィ / ちょうはつ / みがわり

 

前期も採用した受け系ポケモンを嵌め殺す崩しディンルー。これも前期しざよさんの動画をみてそのまま拝借した型で、マスカーニャ欄で貼ったリンクからの転載です。

 

・HP161n、A212ヘイラッシャのウェーブタックルが身代わり94%耐え

・最速にすることでほとんどの耐久系ポケモンの上を取れる

 

上記5体まででだいたいの構築と戦えるが、受け系の構築を崩す手段がイダイトウのお墓参り連打でなんとかなるかどうか、しかしその時はおはかまいりの火力をあげるために数的不利を取っている状態になっているはずなので、先に毒びしを撒かれたりするとしのがれてしまうことが予想された。いろいろ対策枠を考えたところ、やはり頭を使わず受け系を絶対倒すこのポケモンが安定しすぎて採用した。

基本は受け系構築にしか投げず、初手テラスタルして毒耐性をつけてドヒドイデをキャッチしたり、身代わりで色々透かしてから嵌めていく。即降参が貰えるか、相手を荒らしまくってからイダイトウを通せる。

逆に性能が尖りすぎてるので一般ポケモンの相手は非推奨。選出画面でキノガッサを誘い出してカイリューでアドバンテージを取る役割としても意味があったと思う。

 

 

 

■基本選出・立ち回り■

ほとんどの場合、

・初手マスカーニャorカイリューorヒードラン+ミミッキュ+イダイトウ

 

初手は相手の構築に一番通るポケモンキノガッサ入りやゴリランダー+オオニューラにはカイリュー優先、パオジアン、ランドロス等のカイリューが苦手な物理に寄っていたらヒードランカイリューヒードランを投げることが多かった。

基本は初手にテラスタルを使って良く(マスカーニャは初手ではコノヨザルとキノガッサと鉢合わせた時以外はテラスタルは切らない)1匹以上持っていくか最低でも相討ち狙い。

ヒードランはテラスタルを見せて削れてしまえば後につらら落とし等で落とされてしまうだけなのでそのまま雑に切ってミミッキュに繋ぐことが多かった。カイリューは取っておくことで相手の展開を阻害したり、相手の竜舞を積んだカイリュー(耐久に振った残飯竜舞カイリューをよく後出しされた)をミミッキュと合わせて何パターンかで嵌められたり、第2のトリルエースにもなれる(神速をアンコールで縛ってミミッキュに引いたり、神速へミミッキュの皮を温存しながら投げて飛行タイプとゴーストタイプでカイリューの技を透かす構えを見せながらトリックルーム下から飛行テラバで逆襲したり等)ので、柔軟に立ち回った。

基本はミミッキュトリックルームをしていくが、イダイトウより遅いポケモンが多い構築相手にはトリックルームをすることが必ずしも正解とはならないので、そこは見極めが重要。

 

受けループには

・初手ディンルー+カイリューorミミッキュ+イダイトウ

 

初手にテラスタルしておかないとドヒドイデのレッドカードで退場させられた時に毒びしを撒かれて試合終了するので躊躇なく切る。ディンルーで嵌めると早めに降参をもらえることが多いが、試合が続く限りはTODを視野に入れながら数的不利を取らないようにディンルーでできるだけ荒らす(早く終わらせたいとはいっても確実に勝利する方が大事)。イダイトウの最大火力お墓参りで全抜きが確実と判断すれば雑に2匹を切ってラス1イダイトウで身代わりを置きつつお墓参り連打。

 

■重いポケモン

・パオジアン、悪ウーラオス、マスカーニャ、ドドゲザン等の不意打ち持ち

温存されたり後発で出てくるとイダイトウと対面するが、不意打ち択に毎回魂を込めなくてはいけない。イダイトウより早い相手だと身代わりをしている間にトリックルームを枯らされてワンチャンもほぼなくなるので余計にキツイ。レート2000に到達した日以外は不意打ち択で負けまくった。

 

・ハバタクカミ(瞑想水テラス型)

ヒードランでは突破できず、逆に起点にされてしまう。瞑想だけならトリックルームで切り返せるが、身代わりを残されると詰み。全員が身代わり瞑想水テラス型ではないので、そこは割り切ってヘビボンを撃っていた。

 

・サーフゴー(特にHBベースの水テラス)

ミミッキュトリックルーム呪い発動に特化しすぎて攻撃性能が皆無のため、呪いも効かずに起点にされてそのまま全て破壊されてしまう。

 

・チオンジェン、トドロクツキ

イダイトウのメインウェポンを全て半減されて突破ができない。なんとか飛行テラスカイリューやフェアリーテラスヒードランで圧をかけてテラスタルを切らせるしかなかった。

 

・サンダー

マスカーニャカイリューは不利を取り、ヒードランは五分五分くらい。一応ミミッキュ+イダイトウで勝てるが、サンダーを重く見てヒードランを投げたいけど相手の構築的にカイリューを投げるしかない時には初手のアドバンテージを取れない可能性が高く頭を抱えていた。

 

・テツノカイナ

イダイトウより遅く、イダイトウでもさすがにワンパンはできず、ワイルドボルトで確定を取られ、雷パンチもA振りなら半分以上の乱数で落ちてしまう。相手のラスト1匹を予想してトリックルームを展開した後(テツノカイナ以外なら勝ち場面)出てきた相手がテツノカイナで詰みという場面が多々あって泣かされた。

 

■最後に■

今回はずっと資格試験勉強を並行していたり、最終週に仕事が密集していたせいで忙しく、レート2000で撤退しました(本当は潜らない予定だったのにポケモンが楽しすぎてここまでやってしまった)。レート2000取れたことは非常に喜ばしいことである一方、ここで止まることに悔しさを覚えるようにもなってきました。8月9月はリアル的に今度こそ厳しいと思いますが、10月以降で上位帯の戦いに食い込めるよう、最終2桁を目標にもっと力をつけていきたいです。

願わくば10月以降、上位禁止ルールとかが来てマスカーニャが天下を取れる環境にならないかなと淡い期待を抱いています。

 

ここまで閲覧いただき、ありがとうございました。

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